自閉症の世界

~自閉症の世界を知って、障がい児の子育てに役立てよう~

催眠

 春の三寒四温を実感させてくれる今日の天気、さみぃ~から急にあったか~ぃ。

散歩大っ嫌いのシェリーをおやつで釣って外に連れだしました。肥満解消帳消し。

でも外に出てしまえばあきらめは早くすぐ探索モード。

 思えば子ども達を療育していた頃、あきらめ、気持ちの切り替えが大課題でした。

彼らには理由のあるサインだったであろうパニック、奇声、自傷、他害、フラッシュバック。さっとあきらめて気持ちを切り替えられない問題行動には、対応に悩みました。

 それで催眠など使えないだろうか、と催眠療法をやっている先生について習い、スタッフ相手に練習を重ねた時もありました。

 スタッフの中で霊感が強く、すぐ催眠状態に入れた女性は退行催眠に入った時、中間生記憶まで戻ることができました。彼女のそこでの存在は光に輝く状態で、この世に生まれる目的は、「やさしさを知るため」だと言いました。人は皆何かしらの使命をもってこの世に生まれるんだ、と思いましたね。

 催眠は子ども達には使えないな、と実践はしませんでした。でも、ソーシャルスキルの時間などに目を閉じさせ、いろいろ話を聞かせると、後で思い出したことを話してくれる子どももいましたよ。2、3歳の時や1歳の時の光景など。

 子ども達を療育して何よりも効果があり、確実に身につくのは学習だと思いました。習得した結果ではなく、学ぶという姿勢、過程に真の学習があるんだな、とつくづく思います。

 今時期、就職が決まったという報告がぽろぽろあり、嬉しい限りです。

 

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