動物病院は三密でした！！！
「自閉症の世界」から突然「犬の世界」に話が飛んでゴメンナサイ。
ブログでもしばしばモデルの仕事をさせている、事務室犬
ミニュチュアダックスフント、スムース、チョコタン、８歳、メス
４代の血統書付きで、名前はトィンクル・エンゼル・シェリー
アナグマ狩りの狩猟犬の本能を色濃く残している。
散歩は嫌いだが、野良猫の臭い追跡にはアドレナリン噴出。
訓練所は８か月通学。
食欲ありすぎ。
かなり利口。
人間が指差しすれば、共同注視をする。
言語理解は良く、うかつなことは言えない。
人の名前も覚えている。
飼い主バカだが、「ゴハン」は明瞭に言う。
お客大好き、外面が良く愛想を振りまく。
人を見分けて、順序付けして態度を変える。
子供が来ると自分と同等だと思い、はしゃぎ遊びたがる。
子供が触ったものは、隙あらば自分も触りたがる。
犬を飼っている人、飼った経験のある人はよくお分かりだと思うが、
犬は非常にやきもち焼きである。
相手にされないと、みえみえに拗ねる。
その日、療育に通い始めた２歳８か月の男児の指導をしていた。
コロナ自粛ではあるが、親子は車でこばとまで来るし、
教室内は親子と私と相棒スタッフの４人。密ではない。
両手とまではいかないが、片手を伸ばした距離で面談、指導。
お母さんのみマスク。
男児が手にしたものを奪い取りたがる。
指導の邪魔と、シェリーを追いやった。
いじけた様にアコーディオンカーテンの奥の事務机の陰に
隠れたと思った。
何やら、カサコソと音がする。
あっ！！と思って慌てて駆け寄ると、すでに
事務机の横の床に置いた私のリュック。
半分開いたチャックの隙間から薬袋を引っ張り出し、
さらにその薬袋の中のチャック付きビニールに入れた
血圧の薬、ノルバスク５ｍｇを５錠も食べていた。
ァァ―ッ・・・ここはきっちり怒りたいところだったが、なにせ指導中。
犬を２匹飼っているお母さんも心配はしてくれたが、
内心を隠して、まずは笑顔で指導終了。
親子を帰すとすぐ
相棒スタッフは犬の薬誤飲のネット検索。
融けやすい薬なので、水を飲ませればいいかな、と思い
水に少しお茶の味をつけていつもの水飲椀で２，３杯飲ませた。
夕方まで様子を見たが、食欲はあるし、尿もでる。
しかし、いつもは出る便が出ない。
翌日まで様子を見ることにした。
翌日は相方スタッフ休み。かかりつけの動物病院も休み。
明らかに様子がおかしい、元気がない、目が虚ろ。
自転車に乗せて風が強いなか、病院を探し回る気力がなかったし。
とりあえず近場の動物病院に駆け付け、皮下点滴だけしてもらった。
おじいちゃん先生で大した設備もない。
詳しい検査はあてにできない。
金曜日、朝一番でかかりつけの動物病院に電話した。
すぐ連れて来るように言われた。
指導の予約があったが変更してくれるように頼んだ。
それから自転車の前かごにシェリーを乗せて、病院にかけつけた。
すぐに、いつもの診察室ではなく別の場所に呼ばれた。
女の先生。
いつものシェリーでないこと（おとなしすぎる）に驚いていた。
血圧を前足で計った。
低かった。
血液検査をして点滴をするので、一日預かって夕方６時に迎えに来るように言われた。
薄暗くなりかけた６時。
ドキドキしながら冷たい風が強くふく、交通量の多い道を自転車をとばした。
検査結果を見せられた。
血圧も低かったが、血中のナトリウムの値も低く、水中毒の状態。
水はあまり与えないようにいわれた。
血流が変わったせいか、目の周りや鼻の周りが赤くなった。
明日も来るように言われた。
翌日土曜日は、点滴が効いたのか元気が出て食欲もありすぎ、
尿の量も多く、便も３日ぶりに大量に出た。
パソコン教室を終えてから、動物病院にまた自転車で行った。
今回は普通に待合室で待った。
土曜日、予防注射の時期ということもあって混んでいた。
病院側もコロナ対策として、
持っていない人にはマスクを提供、換気もしていた。
それにしても三密だった。
予防注射やワクチン接種はありだと思うが、
トリミングなど不用不急の範疇なんじゃないかなぁ・・・
動物は回復が早いね。
病み上がりは食欲が増すのはわかるけど・・・
すっかり病気前のパターン復活。
コロナも速く終息してほしい！！！
