新年が明けましたね!
どこへ向かっているのか、先が見えないけど。
こばとは4日から通常の仕事始め。
昨年の12月から療育相談に通っている幼児
もうすぐ4才になる女の子が来た。
ちょっと会わなかっただけなのに、少し大きくなった感じ。
彼女も祖母さんの強い思いでこばとに繋がった子だ。
祖母さんは様子を見ているだけでは心配でたまらない!!
言葉が少ない。問いにオウム返しで答えるのが気になる。
保育園で友達と関わらない。
一人で遊んでいることが多い。
ウンチがトイレで出来ない。
等々。
少なからず、こばとと縁のある祖母さんの頼みは断れない。
公的な機関に相談した結果、知的な遅れはないが情緒面が・・・と
診断された、とお母さんは言った。
初回、面談での見立ても同様だった。
お母さんは働いているので、休みが取れる日をやりくりして
月、3回療育に来ることにした。
コロナ禍下ではあったが母娘は電車で通って来た。
今日もかっての幼児教室と同じようなプログラムでやった。
カード課題、ひらがな読み、書字練習、かずと数字。
制作 「たこつくり」
自転車、縄跳び、ボール遊び
50分で盛り沢山!!!
療育の様子はラインでおくる。
便利な世の中になったものだ。
療育時間50分が終わって、お母さんが迎えに来た。
女児の様子を話し、家での接し方をアドボイスする。
親が先回りせず、子どもに意思をださせるようにと・・・。
お母さんは
言葉が増えた。言葉を繋げて長くしゃべるようになった。
保育園から、明るく元気になって、
今までとなんか違う、友達とも遊ぶようになった、と言われた。
公園で苦手なことにもチャレンジする様子が見られる。
と言った。
良かった、その変化こそ療育が求めているものだから。
午後はパソコン教室のメンバーが2人来た。
2人とも支援学校の高等部2年。
2人とも重度の自閉症、言葉はあまりない、というか会話は成り立たない。
パソコンはワード、ローマ字打ち。
分からない漢字は手書きパットをささっと活用!
2人の集中力には脱帽したくなるほど。
見本を見ながら、やってる内容も結構ハイレベル!
2人とも幼児期は大変の一言。
でも、幼児期から合宿に連れて行った。もちろん親なしで・・・
このようになるまで並大抵の努力ではなかった。
ただただ親の愛情の賜物
これからは彼らの持てる能力を生かせる社会になっていくだろう。
彼らに対して、偏見や先入観を持たず、
成長を信じて、可能性を信じて療育していけば。
2人が今年の卒業ではなく来年の卒業ということが心底良かったと思う。
今年卒業の支援学校生の中には進路も決まらない生徒もいると聞くので。
来年の3月までには、コロナも下火になるだろうから・・・
普通の生活が戻ると期待して。