自閉症の世界

~自閉症の世界を知って、障がい児の子育てに役立てよう~

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

狼に育てられた少女

混迷と教育試行・放棄の時代? 狼にそだてられた人間の子供の話としては、 1920年にインドで発見されたアマラとカマラの話は有名だ。 知っている人も多いだろう。 美内すずえのマンガ「ガラスの仮面」にも出てきたことがあるし・・・ 随分古い本だけど …

盗癖・・・続き

満たされたい衝動 前記事とは別の 盗癖のある知的障害の女子に関わることになったいきさつ。 それはこばとの療育を始める前から繋がっているので、 ちょっと長い前置きになる。くどいかも。 読み飛ばしてもらってかまわないですよ。 私は戦後のベビーブーム…

盗癖

悲しい衝動 幼児期、幼年期の自閉症児は 自他の区別がつかない。 他児のおもちゃを勝手に触ったり、取ったりする。 食べ物も自分の好きな物であれば、他人の物でも取って食べてしまう。 勝手によそんちの冷蔵庫開けて食べものを取ろうとするなんてことはざら…

アトリエ・カフェ オープン

1月12日アトリエ・カフェがオープンした。 ついに、やりましたね!お母さん! ・・長年の夢だった。もっと早くやれればよかったんですが・・ と控えめに言う。 なんの!なんの!今がチャンスだったんですよ! いろんな御縁が結び合わさって、今がその時だ…

癲癇 パート2

偏見がプラスされる持病 1970年に『アンドロメダ病原体』というSFの本と映画があった。 その作品中に女性の科学者が出てくるが、 宇宙船?研究所?で非常事態が起きて、トンネルのような通路を避難する。 女性科学者は通路の警告灯の点滅を見ているう…

癲癇

思春期には自閉症も言葉に出さず悩む 1997年、ピカチュウの光点滅でテレビを見ていた数百人が 光過敏性てんかんを起こした事件があった。 この場合の症状は一過性のものと片づけられた。 人気絶大だったピカチュウ 自閉症は思春期になって癲癇を発症する…

年賀状 その2

去年の暮、埼玉に住むこばとの子(30代)から 年賀状だします予告のメールが来た。 年賀状は絵柄だけの、 彼の今の気持ちを表しているような、つい笑顔がでる年賀状。 コメントの余白がない。 年末の年賀状出します予告メールには、 近況を報告する長い文…

年賀状

元日は晴れ!! 青空が見えるさわかな天気。 やっぱり、嵐のスタートより穏やかな晴れの方が平和感がある。 天気が良いと気分も上がる。 これが嵐の出だしだったら、新年の気持ちドーンと下がってしまうだろう。 人間の精神状態ってこんなにも天気に左右され…

新年!元旦!2020/1/1/!令和2年1月1日。

白内障手術入院前にアップしたブログで よいお年を! なんて書いてしまったが、 27日に退院、その足でこばとの事務室に戻ると、 相方スタッフが仕事の合間に、窓や入口のガラス戸を拭いてくれていた。 彼女は、翌28日から1月5日まで年末年始の休みに入…